楽天から国内ＦＡ権を行使した辰己涼介外野手が１９日、自身のインスタグラムに新規投稿。陸上自衛隊別府駐屯地で訓練を体験した様子を公開した。

　同僚の古賀とともに迷彩服に身を包んだ辰己。「人を守り救うための訓練をし限界を越え、本能を呼び覚ます。人を助けるために自分も生き延びるための体力、忍耐力や精神力。仲間が倒れたら絶対に見捨てない。誰も置いていかない。決して銃口は味方に向けてはいけない。この言葉は僕の心にささりました」とつづった。

　山頂での集合写真を公開し「折れそうな心を奮い立たせて重たい荷物を背負いながら登り切った山頂で仲間と食べた自衛隊メシは忘れることができません。全ての経験が２日間で味わったとは思えないほどのものでした。本当のチームワークを肌で感じることができました」と記した辰己。「こんな方々がもしピンチの時に助けに来てくれたら本当に安心するだろうなと思う素敵な自衛官の方々でした。今回携わっていただいた方々や自衛官の方々、自衛隊訓練を僕に提案してくれて駐屯地とやりとりしてくれて実現させてくれたセリちゃんには本当に感謝しています。とてもいい思い出になりました。ありがとうございました」と関係各所へ感謝の思いも明かした。

　その上で「これからもこの経験を忘れずに自分の野球と自分とどう向き合うのかちゃんと活かしていこうと思います」と辰己。フォロワーも「すごく似合ってる」「限界を超えて欲しい」「一回りも二回りもＢＩＧになった辰己くんのこれからが楽しみです」とコメントしていた。