オリックス・太田 今年の漢字は「初」 自身初の規定打席到達&侍初選出「もう1段階レベルアップできた」
オリックス・太田椋内野手(24)が12日、大阪市内の球団施設で契約交渉に臨み、3800万円増の年俸7000万円でサインした。自身初の規定打席到達など“初物づくし”だった2025年。今年の漢字を「初」と記し、充実の1年を振り返った。(金額は推定)
軽快な足取りで会見場に姿を現した。「(年俸は)倍と少し」。高卒7年目の今季は119試合でリーグ4位の打率・283、初の2桁となる10本塁打、52打点。「去年に比べてもう1段階レベルアップできた」。初の規定打席到達に加えて3月の強化試合で侍ジャパン初選出。さらにオールスター初出場と多くの初体験を経験した。
交渉の席では球団にホームでのナイター後、球場で出される食事のおかずを増やしてほしいとリクエスト。「おかずがあまりなくて」。球団から前向きな回答も得て満足げな様子だった。
背番号「1」となって臨む来シーズン。「もっとチームの顔となるような圧倒的な成績を残せるように」。今年の成長を、さらなる飛躍への礎とする。





