日本ハム・矢沢 復帰の西川から盗塁の極意学ぶ!「うまくなるために聞けることは聞いて、いろいろ学びたい」

 アップ中に笑顔を見せる矢沢
 キャッチボールをする矢沢
 入団記者会見を終え、撮影に応じる西川。左は栗山CBO
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 日本ハムの矢沢宏太投手が8日、千葉・鎌ケ谷の球団施設で自主トレを行い、5年ぶりにチームに復帰した西川遥輝外野手から盗塁の極意を学ぶことを熱望した。

 自身にとって、西川の印象は「まず、かっこいい。オールスターでもスターだなって感じでした」。学生時代に憧れた選手だった。俊足巧打のプレースタイルは自らと同じ。特に聞きたいことには「守備もそうだし、走塁も打撃も全部、聞いてみたいことはたくさんあるけど、やっぱりスチールかな」と盗塁を挙げた。

 西川は通算343盗塁、4度の盗塁王を獲得したスペシャリスト。これほどのお手本はない。今季の矢沢は3年目で初の2桁となる11盗塁をマーク。伸びしろはまだたっぷりとあって「スタートを切る技術とか、このカウントでいきたいとか、そういうのもいろいろあると思うので、聞いていきたい」と意欲をみなぎらせた。

 外野のポジション争いでは、大先輩もライバルとなる。ただ「とにかく自分に集中して、自分がうまくなるために聞けることは聞いて、いろいろ学びたい」と気後れはなし。今季も試合中にベテランの中島に何度も質問して走塁技術の向上を図っていたという矢沢。チームきっての快足に技術もプラスできれば、目標に掲げる30盗塁も射程圏だ。

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