巨人・田中千 来季こそ“3兄弟”1軍登板そろい踏みを目指す「1試合で田中3つ並べたら面白い」 220万減の1300万円でサイン
巨人・田中千晴投手(25)が3日、都内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、今季から220万減の来季年俸1300万円でサインした。今季は1軍登板ゼロに終わったが、来季は田中将大投手(37)、田中瑛斗投手(26)と“3兄弟”同時登板を目標に掲げた。(金額はすべて推定)
昨オフに右肘のクリーニング手術を行った影響で出遅れるも、シーズン途中から2軍戦に復帰。2軍では36試合に登板して1勝1敗2セーブ、防御率1・51の成績を残していた。
それでも、プロ入り初めて1軍登板がゼロに終わり、来季へ「とにかく1軍で。最初から最後までどんな形でも良いので、1軍にいることを目標にしたい」と話し、そのために「(術後)球速が落ちている。それ(速球)が僕の武器で、フォークとかみ合った時に圧倒できる」と球速アップをオフのテーマとした。
昨オフに田中将と田中瑛が加入し、田中3人での1軍競演を目指していたが今季はかなわず。「将大さんが先発して、瑛斗さんが(中継ぎで)カバーして、僕がその後に投げるとか、1試合で田中を3つ並べたら面白いですね」と“3兄弟”同時登板に意欲を見せた。





