オリックス7選手が契約更改 吉田輝星は900万減、小木田は育成契約に

 オリックスの契約更改交渉が22日、大阪市内の球団施設で行われ、来田涼斗外野手が300万増の1900万円、佐藤一磨投手が現状維持の800万円、吉田輝星投手が900万減の2800万円、富山凌雅投手が200万減の1200万円、古田島成龍投手が800万減の2700万円、小木田敦也投手が700万減の2300万円、阿部翔太投手が1100万減の3700万円でサイン。なお、小木田の育成再契約が発表されて背番号「120」となった。(金額は推定)

 来田は今季50試合で打率・234、2本塁打、5打点。この日の契約更改で唯一の増額となった。来季に向けスピードを求めて減量中で現在は既に体重5キロ減の88キロに。「もう1キロくらい落として筋肉量を増やしたい」と意欲。ダイエットの秘訣(ひけつ)は「本当に炭水化物、ご飯が大好きなので、おかわりなしに。我慢しています」と明かした。

 今季ウエスタン10勝で最多勝の佐藤は来季がプロ7年目で「もう本当にラスト」。今季1軍では3試合で1勝1敗、防御率6・75。「結果が出てない中で契約してもらった。強い気持ちで臨みたい」と決意を示した。

 今年3月に右肘内側側副じん帯再建術を受けて1軍登板なしの吉田は来季へ「来年は2年分の活躍をできるように」。経過は良好で来季に向けて「開幕メンバーに入ることを意識してリハビリしてきたので」と力を込めた。

 今年9月に右肘クリーニング手術を受けた古田島は今季20試合で2勝1敗6ホールド、防御率4・42の成績で「力になれなかった悔しいシーズン」と振り返った。現在は約35メートルの距離でキャッチボールを行うなど調整。1年目の24年は50試合で2勝1敗24ホールド、防御率0・79でブレーク。「(来年は)去年の成績を目指して、ブルペンを支えていきたい。ポジティブにいきます」と意気込みを語った。

 4月に右肘のトミー・ジョン手術を受けた小木田は育成契約に。オリックス投手で今年トミー・ジョン手術を受けた投手は吉田、小木田をはじめ宇田川、東山、前。共に励まし合いながらリハビリを重ねた。小木田は「支配下を目指して夏場以降にしっかり1軍の舞台で戦える準備を」と26年シーズンを見据えた。

 秋季キャンプではサイドスローに挑戦した富山は今季登板5試合。「来年はチームの力になって、またリーグ優勝を」。今季は腰痛などで苦しんだ阿部もサイドスローに挑戦中で「(来年に)活躍しないと僕は終わりだと思っている。あと、2年間チームが勝てていない。勝ててないと楽しくないですし、負けることほど悔しいものもないので絶対に勝ちたい」と胸中を口にした。

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