侍・森下 韓国キラー!五回岸田V弾呼ぶ中前打 通算15打数6安打、打率・400 侍J韓国戦10連勝

 5回、3ランを放った岸田を迎える森下(撮影・伊藤笙子)
 5回、中前打を放つ森下
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 「ラグザス 侍ジャパンシリーズ2025 日本11-4韓国」(15日、東京ドーム)

 「ラグザス 侍ジャパンシリーズ2025 日本-韓国」の第1戦が行われ、日本は11-4で逆転勝ちした。「3番・右翼」でスタメン出場した阪神・森下翔太外野手(25)が同点の五回、中前打を放ち、一挙6点の猛攻をお膳立て。阪神・坂本誠志郎捕手(32)もピッチコムを駆使して投手陣を引っ張り、バットでも適時内野安打。阪神コンビが奮闘し、来年3月のWBCで1次リーグ同組のライバル国撃破に貢献した。日本はこれで韓国戦10連勝となった。

 侍ジャパンに森下が必要だと証明するには、一振りで十分だった。劣勢から同点、そして勝ち越しへ。東京ドームに詰めかけた日本の野球ファンに勝利を届けるため、チーム一丸で韓国に向かっていく。ため息がいつの間にか、歓喜の声援へと変わっていた。虎の若き主砲がつくった逆転勝利への道。一挙6得点の起点となった。

 同点の五回無死一塁。韓国の投手陣に、また森下が堂々と立ちはだかった。井端監督からの「期待」を「確信」に変えると臨んだ、来年3月のWBCメンバー入りへ大事な一戦。自身のアピールのためにも、がむしゃらに3打席目で待望の一本を出した。

 韓国プロ野球(KBO)で今季24セーブの金沢延を攻略。「ヒットでつながった方が盛り上がる。得点にもつながりやすい」。148キロの速球を中前へ。これで右腕をノックアウトし、もう勝ったかのような雰囲気がドームを包み込んでいた。直後に代打の岸田が勝ち越し3ラン。打線の鍵を握る3番の役割を果たした。

 韓国は来年3月のWBCの1次リーグでも同組になる。強化試合の第1ラウンドで劣勢を跳ね返したことは大きい。個人としても2023年のアジアチャンピオンシップと24年のプレミア12を合わせ、通算4試合で15打数6安打、打率・400、1本塁打と相性のいい相手。日本選手の印象を聞かれた韓国の柳志炫監督も「一番正確だったのは森下選手」と絶賛するしかなかった。

 森下にとっても敵将に褒められたことは名誉だ。「素直にうれしいです。監督がそういうことを言ってくれるということは、プレッシャーもかかっているのかなと思う」。初回2死では相手の好守に阻まれたが、強烈な三ゴロ。四回無死一塁もスライディングキャッチで中飛と惜しい当たりは出していた。初見の投手相手にも、見事なアプローチで国際舞台の適応力も改めて示した。

 残り1試合。シーズンは全143試合に出場して、CS、日本シリーズも最後まで戦い抜いた。「疲れました」。つい本音もこぼれた。16日の今季最終戦は「3番・中堅」で先発予定。「また明日もあるんで、アピールしていきたい」。来年3月のWBC切符を、自らの手でつかみ取る。

 ◆韓国戦10連勝 日本代表は韓国との国際試合での連勝を10に伸ばした。17年のアジアプロ野球チャンピオンシップから、東京五輪やWBCなどで連勝を続けている。

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