神戸国際大付・川中 センバツ王手弾!先輩のドラフト指名が刺激に「参考にしてプロに行きたい」 5年ぶり春へ前進
「秋季高校野球近畿大会・1回戦、神戸国際大付3-1金光大阪」(25日、さとやくスタジアム)
1回戦2試合が行われ、神戸国際大付が金光大阪を3-1で下して初戦を突破した。川中鉄平外野手(2年)が右越えソロを放ち、主砲として勝利に大きく貢献。橿原学院は龍谷大平安を3-2で破った。第3試合の準々決勝に登場した智弁学園は4-0で東洋大姫路をリードしていたが、五回終了時に降雨に見舞われて継続試合となった。続きは27日の午後2時から行われる。26日は準々決勝3試合が予定されている。
白球が右翼フェンスを越えたのを見届け、神戸国際大付の4番・川中は軽快にダイヤンモンドを一周した。2点リードの六回2死に高めの変化球を強振。高校通算15本目で勝利をたぐり寄せるソロをマークし「フルスイングでいこうと思った」と笑顔を見せた。
ドラフトで夢をかなえた先輩から刺激をもらった。OBで近大の阪上翔也外野手(21)が楽天から7位指名。指導を受けたこともあり、ボールを上から見ること、強く振ることの重要性を説かれた。同じ左打ちの外野手で憧れの存在。「先輩を参考にしてプロに行きたい」と目を輝かせた。
来春センバツ出場当確まであと1勝。実現すれば阪上を擁した2021年以来5年ぶりとなる。「みんなに火を付ける気持ちでやっている」と川中。自らのバットでチームを聖地に導く。





