ロッテのドラ1石垣 朗希の「17」つけたい サブロー監督期待「強心臓」「どの位置で投げてもいける」
ロッテからドラフト1位指名を受けた石垣元気投手(18)=健大高崎=が24日、群馬県高崎市の同校でサブロー監督(49)らから指名あいさつを受け、米大リーグ・ドジャースの佐々木朗希投手(23)がロッテ時代に背負っていた背番号17を希望した。球団は本人の思いを尊重する意向。右腕は将来的な球速170キロと最多勝を目標に掲げた。サブロー監督は第一印象を「強心臓」と語り、1年目からの1軍登板に期待を込めた。
サブロー監督から希望の背番号を問われて、即答した。「佐々木朗希投手の17番を希望しました」。憧れであり、目標。「まだまだ雲の上の存在なので追いつけるように頑張りたい」と明かし、「世界でも戦っていける投手になりたい」と目を輝かせた。
運命のドラフト会議から一夜明けた。「サブロー監督にお会いできて、実感が湧いてきました」と笑顔を見せた。ロッテの印象を「ファンの方々がすごい。その応援を動画とかで見たりして、自分もあそこでやってみたいなと思います」と、大声援をバックに投げる姿を思い描いた。
サブロー監督は「交渉権確定」と印字された当たりくじに、自身の座右の銘「克己」とサインを入れてプレゼント。「思ったより大きいな。顔もいいですよね。顔つきがね」と第一印象を語り、「強心臓というか。緊張するとあんまりしゃべれないじゃないですか。結構ズバズバしゃべったんで。どの位置で投げてもいけると分かりました」と目を細めた。
来季に向けて「ボール自体は即戦力。しっかり体をつくって、なるべく早く1軍の戦力になってくれたら」と早期デビューを期待する。石垣も「1年目から活躍できるようになりたい」と誓う。将来的な目標に「最多勝を取りたい。最終目標は(球速)170キロを出したい」と掲げた。「長く活躍してチームを優勝に導けるような投手になりたい」。球界に君臨する思いだ。





