徳島が驚異の13年連続ドラフト指名選手を輩出 今年は中日3位の篠崎ら5人 岡本監督「毎年いい選手が入ってくれる」

 ドラフト指名を受けた徳島の5選手。(左から)西武育成3位・斎藤、広島育成2位・岸本、中日3位・篠崎、ロッテ育成2位・高橋、西武育成7位・安藤
 中日から3位で指名され、笑顔を見せる四国IL徳島・篠崎国忠
 ロッテから育成2位で指名を受けた、四国IL徳島・高橋快秀
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 「プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD」(23日、都内ホテル)

 今年も四国ILp・徳島からNPB選手5人が誕生した。2年前は阪神2位の椎葉ら過去最多の6人が指名を受け、昨年も阪神育成1位の工藤ら4人が指名された。これで2013年から13年連続でドラフト指名選手を輩出することになった。

 今年はプロ球団から調査書が届いた11選手が、徳島・藍住町の会見場でドラフト会議の中継を見守った。まず最初に篠崎国忠投手(20)が中日から3位で指名された。支配下指名は篠崎一人だけだったが、育成ドラフトに入ると、広島2位に岸本大希内野手(23)、ロッテ2位に高橋快秀投手(19)、西武3位に斎藤佳紳投手(22)、同7位に安藤銀杜投手(22)と立て続けに4人の名前が呼ばれ、会見場が歓喜に沸いた。

 大洋、日本ハムでプレーした岡本哲司監督(64)は「チームの方向性として、ドラフトに指名される選手をつくっていく方針でやっている。もちろん試合に勝つことは大切だけど、チームが強くてもドラフトにかかる選手が出てこないと意味がない。だから勝つための用兵はしない。いい野球をすることで、ドラフトにかかる選手を磨いていく」と説明。毎年、NPB選手が誕生することで「徳島に行けば、プロになれるかもしれないという理由で、毎年いい選手が入ってくれる」と好循環に手応えを示した。

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