新庄監督が信じた!郡司で日本ハム1勝 2戦8打数無安打も4番起用で4打点「意気に感じて打席に」

 1回、上沢(手前)から先制犠飛を放つ郡司(撮影・伊藤笙子)
 7回、山県のソロにベンチを飛び出す新庄監督
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 「CSパ・ファイナルS・第3戦、ソフトバンク0-6日本ハム」(17日、みずほペイペイドーム)

 「2025 パーソル クライマックスシリーズ パ」はファイナルステージ(6試合制)の第3戦が行われ、レギュラーシーズン2位の日本ハムが6-0でリーグ2連覇のソフトバンクを破り、初勝利を挙げた。ソフトバンクはリーグ優勝のアドバンテージを含め3勝。4番の郡司裕也捕手(27)が先制犠飛を含む4打点を挙げ、先発したエース伊藤大海投手(28)が8回を5安打無失点の力投をみせた。

 信頼と絆が望みをつないだ。歓喜に沸くベンチ裏の通路を足早に引き揚げた新庄監督は、取材には対応せず「釣り名人と4番の顔。あとは選手に聞いてあげて!」と広報にコメントを託した。釣り好きのエース伊藤が快投を見せ、4番・郡司が4打点。昨年3連敗したCSファイナルSでの初勝利を挙げ、何とか土俵際で踏みとどまった。

 腹をくくった指揮官に、2戦目まで8打数無安打だった郡司が応えた。初回は1死一、三塁から右犠飛。ファイナルS3試合目で初の先制点をもたらすと、七回2死満塁では走者一掃の3点適時二塁打。試合を決定づけた。

 7番で出場した前夜は好機に2度凡退し、途中交代。試合後に新庄監督から届いたダイレクトメッセージに奮い立った。「正直外されるかなと思ったんですけど。『今年は郡司がいなかったら…』ということを改めて言ってもらった。その覚悟を受け止めて、意気に感じて打席に立ちました」。あえて4番に戻してくれた思いを裏切るわけにはいかなかった。結果を出して将からのねぎらいの言葉は「ここでは言えないです。お笑いというか、ちょっと“ピー”が入ります」。苦笑いで公開を自粛し、笑いを誘った。

 反撃ののろしとなる1勝。昨季からの成長を一つ形にした。「選手はHランプがともれば変わってくる。明日以降につながるかな」とうなずいたヒーローは「雰囲気はずっといい。これをきっかけに一気にいければ」と力強く視線を上げた。0勝3敗から奇跡の大逆転突破へ、新庄監督が思い描く“ドラマ”を信じて戦い抜く。

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