巨人 初回5得点も大逆転サヨナラ負け 2連敗でCS敗退決定
「JERA CSセ・ファーストS・第2戦、DeNA7-6巨人」(12日、横浜スタジアム)
巨人が逆転サヨナラ負けを喫して2連敗。ファイナルS進出を逃した。
先手を取りながらも、エースの乱調で同点に追いつかれた。後が無い状況で、打線は立ち上がりから猛攻を見せる。今CS初出場初スタメンとなった1番・佐々木が、DeNA先発・ジャクソンから右翼への先頭打者弾を放ち先制。さらに2死一、二塁で、中山の右翼席へたたき込む3ランなどで計5点を奪った。
だが、大量援護を受けた先発・戸郷がぴりっとしない。1死二塁から佐野に甘く入った直球を捉えられての2ランを被弾。そして2死一、二塁となって石上に左翼ポール際へ運ぶ3ランを打たれ、瞬く間に5点のリードをはき出した。戸郷は3回6安打5失点で無念の降板となった。
初回だけで両軍合計4本の本塁打が飛び出す39分間の攻防。巨人も四回以降は細かい継投を見せ、同点の七回1死一塁でセットアッパー・大勢、八回1死一、三塁では守護神のマルティネスを投入するなどして失点を防ぎ、好調のDeNA打線の勢いを止め、勝ち越し点を与えない粘りを見せた。
延長十一回には佐々木の適時内野安打で勝ち越したが、直後に林に同点の左前適時打を許すと、続く蝦名にサヨナラ打を浴びた。





