日本ハム V打のレイエス 日本語連発に場内沸く「ファンノミナサン、マダマダマダ!OK?」ファン大歓声

 「CSパ・ファーストS・第2戦、日本ハム5-4オリックス」(12日、エスコンフィールド)

 日本ハムが逆転勝ち。2勝0敗とし、CSファーストS突破を決めた。

 ドラマは1点を追う八回、2死から万波、矢沢が連打でチャンスメーク。ここでレイエスは岩崎の156キロを捉え、右翼フェンス直撃の2点適時打を放った。新庄監督もベンチ前でガッツポーズ。苦しい展開をひっくり返した。

 試合後、お立ち台に上がったレイエスは「ヨッシャー!」と大絶叫。「ホントウニ(日本語)、とても大興奮です。とてもエキサイトしてました」とうなずいた。

 八回の打席では「『お前には経験がある、お前には実力がある』と自分に言い聞かせていました」とし、会心の一打に「とても幸せです」と笑みを浮かべた。

 2年目の助っ人は片言の日本語を使ってファンに思いを伝えようと、必死に語りかけた。「エエッと…。ホントに。ホントにワタシ。エブリデー、ニアーマンション、ワカル?ウォーキング、メニーメニーファンがレイエスセンシュ、クライマックスシリーズガンバッテ。ホントニ、ガンバリマス!」。大声を張り上げると、本拠地から大歓声がわき起こった。

 続けて、再び日本語で「ファンノミナサン、マダマダマダOK?」と、先があると言わんばかりにファイナルSへ決意。「僕たちは絶対大丈夫です!!」とうなずいた。

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