DeNA・牧「ファンの力で圧倒できたら」11日CS開幕 本拠地で巨人迎え撃つ「昨年同様、強気の姿勢で」
「2025 JERA クライマックスシリーズ(CS) セ」の共同記者会見が10日、横浜スタジアムで行われた。2年連続の下克上日本一を目指すDeNAの牧秀悟内野手(27)は青く染まった本拠地の後押しを受け、強気の野球を誓った。
3位から下克上を果たした昨年とは異なり、今年は2位として巨人を横浜スタジアムで迎え撃つ。牧は本拠地での全体練習で汗を流した後、「今度は向こうが自分たちの本拠地で迫ってくると思うので、受け身にならずに、昨年同様、強気の姿勢で行けたら」と語った。
今年も挑戦者のつもりで立ち向かう。牧は毅然(きぜん)とした表情で意気込んだ。8月に左手親指付け根の手術を受け、約2カ月の2軍調整を経て8日に1軍合流。11日は「5番・一塁」でスタメン出場が予想される。
巨人は順位こそ3位だが、シーズンの勝敗は9勝15敗1分と負け越しており、気持ちは引き締まる一方だ。「1点差の勝負になると思う。とにかく先制点が大事になってくる。自分がまずはキャプテンとして先頭に立てるようにやっていきたい」と力を込めた。
強力な援護がある。今年のCSファーストSでは、通常は一部がビジターエリアとなっていた左翼席も全て「ホーム指定席」として販売され、スタンドの360度がベイ党の青一色に染まる。「ファンの方々の力で相手を圧倒できたらすごくいいと思います」。G倒へ“地の利”を最大限に味方に付ける。





