11月の侍ジャパンに阪神から及川、森下、坂本が選出 来年3月のWBCへ、及川は「チャンスがあったら出てみたい」 森下は「世界で戦ってみたい」
11月の「ラグザス 侍ジャパンシリーズ2025 日本vs韓国」の日本代表に阪神の坂本誠志郎捕手(31)、及川雅貴投手(24)、森下翔太外野手(25)が8日、選出された。3人は11月6日から12日まで宮崎市での強化合宿に参加し、同15、16日に東京ドームで韓国代表との試合に臨む。
及川は左のリリーバーとして期待されている。23年のアジアチャンピオンシップ以来、2年ぶりの侍ジャパン入り。今季はNPB新記録の18試合連続ホールドを達成するなど、両リーグトップの66試合登板で防御率0・87と圧倒的な数字を残した。
この日、SGLスタジアムでの練習に参加し、取材対応。「うれしいですし、光栄です」と笑顔を見せた。来年3月のWBCに向けたアピールの場にもなる。前回大会は「すごい自分らも感動した。毎試合、見られるときは常にロッカーとかでも(テレビを)つけて見ていた試合でもあった」という。「自分も見ていて、湯浅さんや中野さんも出ていましたし、自分もまた次、チャンスがあったら出てみたいなとは思っていた。しっかりアピールできればと思います」と誓った。
森下は24年11月のプレミア12で井端ジャパンの4番を全うし、高い評価を受けている。外野手は吉田正尚(レッドソックス)や鈴木誠也(カブス)などメジャーリーガーも多く、激しい争いになることが予想される。
「メインは3月になると思うので、ちょっとでもアピールをできればいい。自分の100%以上(の力)は出ないと思うので、100%に近いパフォーマンスを出せたら」と先を見据えた。WBCについても「もちろんテレビでみているときに刺激を受けた。やっぱりいつかはあの舞台で世界で戦ってみたい思いはある。やれることはしっかりやっていこうかなと思う」と意気込んだ。





