来秋ドラフト候補の大阪桐蔭・吉岡が完封勝利 最速150キロマーク 9年連続決勝進出

 先発して力投する大阪桐蔭・吉岡
 先発して力投する大阪桐蔭・吉岡
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 「秋季高校野球大阪大会・準決勝、大阪桐蔭2-0金光大阪」(5日、GOSANDO南港野球場)

 大阪桐蔭が9年連続となる決勝進出を果たした。

 先発した来秋ドラフト候補右腕・吉岡貫介投手(2年)が9回2安打無失点で完封した。初回先頭からいきなり2者連続三振を奪う圧巻の立ち上がり。二、三回も先頭から2者連続三振を奪い、金光大阪打線にまともにバットを振らせない圧倒的な投球を見せつけた。五回まで8奪三振を記録し、外野フライですら四回先頭の右邪飛のみに抑え込んだ。八回先頭に安打を浴びるまで一人の走者も許さない完璧な投球を披露。球威抜群の直球に加えて落ち球も低めに制球し、テンポよくアウトを積み重ねた。

 ネット裏の大阪桐蔭のスピードガンではこの日最速150キロをマーク。七回先頭での空振り三振で早くも10奪三振を数えた。名門のエースナンバーを背負う右腕が近畿大会出場に導いた。

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