大阪桐蔭 怪物2年生の吉岡を虎スカウトも評価「来年に期待したい」調子落ちでも最速147キロ

 「高校野球大阪大会・4回戦、大阪桐蔭16-2天王寺」(20日、くら寿司スタジアム堺)

 大阪桐蔭が五回コールドで5回戦進出を決めた。

 2年生右腕の吉岡貫介投手(2年)が先発し、2回を1安打3奪三振無失点に抑えた。投球のバランスを崩し、直球の威力も3回戦より弱かったものの、底力で相手をねじ伏せた。自身の投球には「(100点満点の)35点ぐらい。ちょっと力が入ってしまった」と苦笑いだった。

 バックネット裏には阪神の岡本洋介スカウトら複数のスカウトが視察に訪れた。全体的には前回登板よりも調子を落としていたが、スカウトのスピードガンでは最速147キロを計測。2年生ながら力強い速球を備える剛腕に「ストレートの力はすごい。来年に期待したい」と評価していた。

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