巨人・田中将大「(坂本から花束)不思議な縁」「(ノムさんに)『時間がかかり過ぎだ、バカ』と言われそう」

 日米通算200勝を達成し、坂本(左)から記念の花束を受け取る田中将(撮影・伊藤笙子)
 笑顔でガッツポーズの田中将
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 「巨人4-2中日」(30日、東京ドーム)

 巨人・田中将大投手(36)が30日、中日戦(東京ド)で勝利投手となり、日米通算200勝を達成した。楽天での119勝、ヤンキースでの78勝、今季移籍した巨人での3勝を合わせて大台に到達した。以下、主な一問一答。

 -今季最後の登板も通常通りの心境で臨めた。

 「やはり自分の中でやるべきことに集中したくても、自分の弱さや雑音が入ることもある。そこに向きあって、打ち消しての繰り返しでした」

 -坂本から花束。

 「不思議な縁だと思います。その瞬間に彼から花束をもらえるというのは野球人生で想像していなかった。自分にとっても非常に大きな思い出」

 -楽天時代の2011年は東日本大震災が。

 「何とか東北のみなさんに日本一になるところを見せたいと。13年に日本一になってパレードができたのは自分の中でも大きな思い出だった」

 -恩師の野村克也さんにどう報告をするか。

 「やりましたよと。ただ『時間がかかり過ぎだ、バカ』と言われそう」

 -星野仙一さんには。

 「星野さんにも怒られそうですね」

 -環境などに適応する中で変化への恐れは

 「変化が恐れていたら進化はできない。立ち向かっていかないと乗り越えられないし、目を背けた時点でクリアできない。前に進み続けるだけ、どんな時も」

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