巨人・小林起用は田中将大の希望だった 阿部監督が試合後に明かす「いいところを出してくれた」
「巨人4-2中日」(30日、東京ドーム)
巨人・田中将大投手が6回4安打2失点と好投し、日米通算200勝を達成した。勝利の瞬間、東京ドームは熱狂で包まれた。
阿部監督は、この日の女房役が小林だったことについて言及。「うまくピッチャーのいいところを出してくれた。マー君からも小林を指名してきましたので、本当に勝って最高でした」と明かした。ふたりは田中将が1学年上。ファームでも意見交換しながら、昇格への日々を歩んでいた。
200勝達成後、マウンドで記念撮影する様子も。田中将は「誠司とは1軍の舞台でバッテリーを組むのは初めてでしたけど、春先から結構の数バッテリーを組んで、いろいろと話を聞いたので違和感なく、いい形で投げる事ができた。非常に助かりました」と笑みを浮かべた。
阿部監督は「時間かかりましたけど、頑張ってくれました。とにかく勝って良かったですね」と安どの笑み。初回に3点先取しながら1点を争う展開となり「ドキドキして見てたんですけど、最近数試合はゲーム作れていたので信じて見てました」と振り返った。
八回途中からマルティネスを投入したことにはセーブ王の意味合いもあったとし、「(200勝も)もちろんだけど、個人のタイトルを大事にというところで、確認のうえでいきました」とうなずいた。




