ソフトバンク 先発・有原が7回1失点の好投で連覇 開幕戦では7回7失点 最後はホッとした表情で「今日何とか決めたい」と強い覚悟語る

 「西武1-4ソフトバンク」(27日、ベルーナドーム)

 ソフトバンクが連覇を達成。優勝マジック1で先発マウンドに上がった有原航平投手が安堵(あんど)の表情を見せた。

 初回に1点を失ったものの、二回以降は要所で三振を奪う好投。7回5安打1失点、7奪三振で13勝目を挙げてリーグ連覇に貢献した。

 連覇へ王手をかけて迎えた一戦だったが、平常心でマウンドに上がった。有原は「いつも通りバッターに向かって集中はできてましたし、点取られましたけど、ああやってすぐ点取ってくれて逆転してくれたので、あんまりそういうの意識することなく、いつも通り投げられた」と振り返った。

 開幕投手を任された今季はここまで13勝9敗。開幕のロッテ戦は7回7失点と結果を残せなかったこともあり、「やっぱり開幕もやらせてもらって、いいスタートが切れなかったので、本当に今日はなんとか決めたいなと思っていたので。勝ててよかったなと思います」と試合後にはホッとした表情も見せた。

 この1年を振り返っては、「ちょっと悪い試合のイメージがいっぱいありますけど、本当にチームとして優勝できたので、とりあえずちょっと今はホッとした気持ちです」と話した。

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