DeNA 今季最長4時間29分ドロー 指揮官「よく頑張りました」 26日から巨人と2位争い天王山
「DeNA2-2阪神」(23日、横浜スタジアム)
ハマの空はすっかり暮れていた。本拠地・横浜スタジアムで今季最長となる4時間29分の死闘は、猛虎と相譲らず痛み分け。DeNA・三浦大輔監督(51)は「最後まで粘ってましたし、もうひとつのところもありましたけど、よく頑張りました」と言葉を紡いだ。
あと1点の決定打を欠いたものの、指揮官はディフェンス面の充実に目を向けた。同点のまま、救援陣は七回から5投手が無失点リレー。守護神・伊勢も九回からイニングまたぎで2回無失点に抑えた。「ランナーを出した後、しっかり粘れた。(山本)祐大もしっかり刺しましたし」。指揮官は、終盤に2度の盗塁を阻止した捕手・山本の名前も挙げ、プラス思考でねぎらった。
いよいよ26日から巨人2連戦。激しい2位争いの直接対決を迎える。この日、4番として先制ソロを放った筒香は、天王山を前に、「今は、その日の試合、次の試合でどう勝つか、それだけ。またいい状態で入りたい」と内なる闘志を燃やした。




