引退発表の楽天・岡島豪郎へ感謝 村林、鈴木大に13年の日本一メンバーの則本が語る思いとは 三木監督も「大好きな人」と特別な思い明かす
「楽天2-8西武」(21日、楽天モバイルパーク)
今季限りでの現役引退を発表した、楽天の岡島豪郎外野手(36)へ、指揮官の三木肇監督やナインらが感謝の言葉を贈った。
「自分が野球をこうやってできているのもタケさんのおかげといっても過言ではない」と断言する村林は、引退報告を受けた電話での一幕を明かした。「電話をいただいて、まずは僕の心配といいますか。野球どうや?みたいな感じのことから始まって、その後にタケさんが自分の話をしてくれた。そういう時であっても、僕の心配、気にかけてくれる懐の大きさといいますか。すごく尊敬できる人だと改めて思いました」と、今後は偉大な先輩の思いを引き継いでいく。
また同学年の鈴木大は「本人がすごく1番きつい決断をしたのは分かっているんですけど、僕自身もなかなかまだ受け入れられていないのが本音」と心境を吐露。ともに2013年の日本一メンバーだった則本は「とにかく前向き。ずっと前しか見てないところは若い選手は見習っていかないとなと思いますし、とにかく本当に後輩を面倒見るのが好きというか、得意というか。岡島さんの周りには常に後輩がついてるイメージがある。かなり寂しい部分もあるんですけど、だからこそできるだけ長く自分はやりたい」と話した。
また三木監督は「すごい人間味があって、僕は大好きな人だから」と表情を緩めて、人柄を振り返った。「本当におとこ気がある部分もあって、痛い、かゆいも言わない。何があっても辛抱強い彼のそのプレースタイルと、その中で肩だったり、いろんなケガしながらね、いろんなものを乗り越えてやってきた彼だからこそ、次の新しいところでも花が咲く」と言い、「最後は少しでも楽しんで。選手を辞めると、もう選手はできないからさ。いい時間を過ごしてほしい」と続けた。





