武田一浩氏 セーブ王の契約更改でブチギレ真相「リリーフ辞めます!」西崎氏はセカンドバッグ投げつけ!

 15日のフジテレビ「ジャンクSPORTS」では「昔のプロ野球はヤバかったSP」が特集され、契約更改後に有名選手がブチ切れている映像が紹介された。

 交渉を終えてインタビューに答える谷沢健一氏が「何考えてるか、わかんねんだよ。もういたくないよ中日に。どっか行くぞほんとに」と怒っている映像とともに、かつては超険悪ムードになることもしばしばだったと紹介された。

 金村義明氏が「有馬記念でもがんばりますわ」とキレている映像や、日本ハムのエース西崎幸広氏の伝説的なブチギレは「3・2・1」のカウントダウンの後に、「やってられるか!」とセカンドバッグを投げつけた様子が伝えられた。

 さらに91年の同じ日に西崎氏以上にキレた人物として18セーブで最優秀救援投手となった武田一浩氏が、交渉後に「もう辞めますリリーフ。今年は戦う。もう一生リリーフやらない」と荒れまくっている様子も紹介された。

 番組では武田氏を直撃。真相を話すのはテレビ初だとして、映像を見ながら「怒ってるね、これ。悪いヤツだね。今の契約更改こんなのないもんね」と笑った。

 武田氏によると、当時はまだリリーフの評価が低かったが、球団から2年連続で結果を出せば相応の増額を約束され、当時の一流ラインだった5000万円を期待していたという。

 その状況でセーブ王を獲得したが、「3100万→4200万円」が提示され、すぐに席を立とうとしたところ、「待て、4700万円にする」と言われたそうで「それは違うんじゃないかと激高したんです。2、3分で500万。最初から5000万円いかなかったと理由言ってくれてたら。曲がったことが嫌いだったんで」と説明した。

 昔のプロ野球は金銭に厳しかったと振り返り「今の選手が給料あがってるのは俺たちのおかげでもあるんですよ」と笑わせた。

 現役選手に向けて「カメラは怖いから、映像残るから。こういうことしないように。あれ出るたびに反省してます」と語っていた。

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