日本ハム「執念」3連勝 打者10人猛攻一挙7点逆転勝利 盟友・今川の思い背負い浅間昇格即3ラン 鷹並走2・5差

 お立ち台で叫ぶ水谷(右)と浅間(撮影・中島達哉)
 6回、浅間が3ランを放ち、両手を回しながらベンチを出る新庄監督(撮影・中島達哉)
 7回、20号3ランを放ち、歩き出す代打万波(撮影・中島達哉)
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 「日本ハム12-5西武」(15日、エスコンフィールド)

 絶対に離されない。そんな執念が爆発した。日本ハムは1点を追う六回に打者10人の猛攻で一挙7点を奪う逆転星。首位ソフトバンクとの2・5ゲーム差をしっかりキープした。

 約3カ月ぶりに1軍昇格の浅間が、盟友の思いも背負った一発で勝負を決定づけた。六回にレイエスのソロで追いつき、敵失などで3点を勝ち越してなお2死一、三塁から、黒木の外角直球を逆方向の左越えへ運ぶ2号3ラン。試合中の談話は、ただひと言「執念」とだけ残した。

 前日の試合で右太もも裏を痛めた同学年の今川に代わって昇格。今季はともに夏前に2軍落ちし、酷暑の中で一緒に汗を流してきた。そんな今川の決めゼリフが「執念」。ロッカーで「頑張って」と後を託された浅間は「離脱するしんどさは僕も分かっている。気持ちはしっかりもらって頑張りたい」と力を込めた。

 優勝争いのヤマ場で戻った1軍で見せた存在感。取材対応のなかった新庄監督が「2022年3月31日、僕が監督として初めて勝った試合で浅間君が与座君からホームランを打っていたので、今日もやってくれることは分かっていた!」と称賛コメントを残したと聞くと、「監督もそういうの覚えているんですね。うれしい」と笑った。

 七回には代打・万波の2年ぶり20号到達となる特大3ランも飛び出し、12得点の3連勝。ソフトバンクも3連勝で差はなかなか縮まらないが、浅間は「1勝1勝、積み重ねていった先に…だと思う」と冷静に目の前だけを見た。王者が隙を見せるまで、壮絶なマッチレースについていく。

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