新庄監督 16安打で9得点の打線に満足げ「誰を出しても、どんな活躍してくれるの?って楽しみにできる」
「楽天5-9日本ハム」(16日、楽天モバイルパーク)
日本ハムは投打がかみ合い、快勝した。
二回に万波の適時二塁打、水野の犠飛で3点を先制。三回には清宮幸が犠飛を放ち、五回は野村と水野の適時打で3点を加えた。九回には水野が4号ソロ。中押し、ダメ押しと効果的に得点を重ねていった。
16安打で9得点。新庄監督は「誰が打ったか分からない」と笑みを浮かべると、楽天・内攻略については「しっかりボールを打ちに行って一回、間というか受けて、打ち出しても間に合うよというような指示は打撃コーチが出しているだろうし。あとは八木さんがどういう指示を出したか聞いて下さい」と語った。
前夜は7安打で1得点だったが、この日は田宮が4安打、清宮幸が3安打、水野が4打点をマーク。指揮官は「一日で変われる選手が多い。誰を出しても『さあ、どんな活躍してくれるの?』って楽しみにできる試合が多い。ベンチに座らせる選手はあまりいない。みんなメラメラしていると思うから、それがいい結果につながっていると思う」と、チーム内競争で成長した選手への信頼を口にした。
ペナントレースはソフトバンクとの一騎打ちとなっているが、まだ36試合ある。「明日はずっと出てる選手、体の張りとかも出てきているので、きょうと明日、休ませるメンバーを考えたい。けがにつながるから」。厚さを増した選手層を生かし、チーム一丸で勝利を重ねていく。





