日本ハム・清宮幸 2年ぶりサヨナラ打「2回はないぞって」九回逸機見事に打ち直し 新庄監督待ってた?「なんとなく」

 サヨナラ打を放ち、雄たけびを上げる清宮幸(左)=撮影・中島達哉
 サヨナラ打を放った清宮幸を迎える新庄監督(撮影・中島達哉)
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 「日本ハム5-4西武」(13日、エスコンフィールド)

 決めるべき男が決めた。右手を突き上げた日本ハム・清宮幸太郎内野手は、会心の笑みでヘルメットを脱ぎ捨てチームメートと抱き合った。今季チーム最長4時間40分の激闘に終止符を打つ、自身2年ぶり2本目のサヨナラ打。興奮さめやらぬ表情で「体中が震えてます」と歓喜に浸った。

 同点の延長十一回2死満塁。カウント2-1から山田の外角低めのツーシームを捉え、二遊間を破った。九回2死一、二塁では中堅に大飛球を放つも、西川の超美技に阻まれていた。再び仲間が作ってくれた好機。「2回はないぞって思ってました」と気合を入れ、見事に打ち直してみせた。

 新庄監督も待っていた。「もう打つと思いましたよ。なんとなく」。素っ気ない口調は愛情の裏返しだ。九回の打席の前には「頼むぞ」と声をかけられていたまな弟子は「そのボスの姿は脳裏に焼き付いた。期待してもらっていると思っていました」。2度目で信頼に応えてみせた。

 土壇場で2点リードを追いつかれる嫌な流れを振り切り、連敗を阻止。総力戦での勝利に、指揮官は「もうここまで来たら、全員で勝ちを取りにいく。それしかない」と強調した。ただ、清宮幸は崖っぷちの優勝争いにも「楽しいです。全然、いつも通り。いい意味で。どんな試合も負けられないので」と平然と言った。自分たちを信じ、前だけを見て戦う。その先に逆転Vという最高の結末が待っている。

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