ソフトバンク 猛打爆発でM18点灯 指揮官「よくバントのサインを出さなかったな」初回に牧原大3ラン

 「ソフトバンク11-0楽天」(5日、みずほペイペイドーム)

 今季最多の18安打で11得点。楽天との対戦成績を10勝10敗の五分に戻した大勝を、ソフトバンク・小久保裕紀監督(53)は「本当に初回が全て。よくバントのサインを出さなかったなと思う」と振り返った。左腕古謝から連打で無死一、二塁。左打席に牧原大が入った。

 「バントも考えたけど引っ張る方がいいかなと。角度がつき、最高の形になった」。初球の外角スライダーを右翼席へ運ぶ5号3ラン。前夜の4号ソロで2022年のキャリアハイの42打点に並び、3年ぶりの2戦連発で45打点に更新した。

 3試合連続の3番起用に応えた一発が点火した打線は二回も3点を加えるなど、三回終了時で早くも2桁の11安打で7得点。指揮官は「きょうはゆっくり試合を見ていた。一回、二回で勝負があったという感じ」と穏やかな表情を見せた。

 自身初の規定打席到達も視界に捉える牧原大は「数字ではなく、勝つことだけを考えている」と強調する。リーグ連覇へ前進を続ける中、昇格即スタメンの石塚がプロ初の1試合3安打、途中出場の笹川も今季初本塁打を放つなど、若手もチームの勢いを加速させた。

 投手陣も2試合連続零封リレーで、9月は無傷の4連勝。小久保監督は「明日が大事」と手綱を緩めなかったが、台風15号の影響で試合開始が大きく遅れた2位日本ハムがオリックスに敗れ、ついに優勝へのマジックナンバー「18」が今季初点灯した。

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