ヤクルト・村上 衝撃の1試合ひとりバックスクリーン3発! 29戦で14号「別にどこに飛んでもホームランだと」

 「ヤクルト5-4広島」(30日、神宮球場)

 ヤクルト主砲が衝撃の“ひとりバックスクリーン3発”だ。「別にどこに飛んでもホームランだと思います。柵を越えてくれればなと思って打っている」。同じ方向に3本塁打を放ち、4打点と大暴れした村上宗隆内野手は満足げだった。

 二回は12号ソロ、同点の三回2死三塁では13号2ランを中越えに運ぶ。前日29日は七回の最終打席でソロを放っており、3打席連発となった。八回には再びバックスクリーンに14号ソロをたたき込んで球場を騒然とさせた。

 1試合3発は自身3年ぶり。7月末に上半身の故障から1軍復帰後、29試合で14本塁打と量産ペースは驚異的だ。発想はシンプルで「来た球を打つ」。そして「タイミングがうまく取れるようになってきた。いいスイングで打てている」と好調の理由を明かす。

 発奮材料があった。小児がん啓発の「ゴールドリボンナイター」として開催された一戦。「僕は大きく生まれて恵まれてますけど、ちっちゃい体で頑張っている姿だったりとか、僕も刺激をもらってます。その子たちに夢と希望、元気を与えられるようにと思って臨んだ」と感慨深げに語った。

 最下位に低迷するチームを鼓舞し、連敗を3でストップさせた。勝利に飢えた背番号55は「もっともっとたくさん打って頑張ります」とさらなる大爆発を予告した。

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