衝撃の3発「人間の村上宗隆です」ヤクルト主砲がお立ち台で笑い誘う 小児がんの子供達に捧げる活躍「夢と希望と元気を」

 「ヤクルト5-4広島」(30日、神宮球場)

 ヤクルト・村上宗隆内野手が衝撃の1試合3発をマーク。チームの連敗を3で止めた。

 試合後、ヒーローインタビューで「まさに神様です」と紹介された村上は「人間の村上宗隆です」と笑み。場内がドッと沸くと「勝ちたいという思いで、決めたいなと思って打席に入りました。来た球を打つ、それだけです」と本塁打量産の秘けつを語った。

 この日は二回のソロ、三回の2ランもバックスクリーンへ。八回も辻の147キロを仕留め、センターバックスクリーンへ確信の14号ソロを放った。全て中堅へ打った瞬間にそれと分かる3発を放ち、ファンの度肝を抜いた。

 この日は小児がん啓発の「ゴールドリボンナイター」。村上もゴールドのリストバンドを付けて試合に臨んでいた。お立ち台では自らその話題に触れ、「今日は小児がんナイター、始球式の子とか、僕は大きく生まれて恵まれてますが、小さい体で頑張っている姿に僕も刺激をもらっている。何とかその子達に夢と希望と元気を与えられるようにと思っていた。勝てて嬉しいです」と優しくほほ笑んだ。

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