広陵がコールドで再始動 曽根主将「最終的には日本一という目標を持ってやっていきたい」 高い注目度も「とにかく目の前の試合を勝ち切ることを意識」
「秋季高校野球・広島大会地区予選2回戦、広陵23-0油木」(30日、広陵グラウンド)
広陵が秋季広島大会の初戦で油木に快勝。五回コールドで31日の地区予選決勝に進出した。
広陵は初回から猛攻を仕掛け、初回に8点、二回に9点を奪うなど大量リードを奪った。新チームの主将を務める曽根丈一郎(2年)は「とにかく目の前の試合を勝ち切ることを意識していました。特別緊張はなかった。いい緊張は持てていました」と振り返り、仲間には「自分たちの野球をしよう」と声をかけたと明かした。
広陵は全国高校野球選手権大会を暴力事案により、大会途中で出場辞退。その後、部員間の暴力行為、学校側の対応などに批判が相次いでいることを受け、監督の交代を発表するなど、新体制で今大会を迎えた。
曽根主将は「全員が自分の役割を考えてやっているようなチームにしたいです」とし、自ら立候補したという主将として「プレーで引っ張っていけるようにしたい」と抱負を述べた。
松本新監督からは「自分たちのできる当たり前のことを当たり前にしていこうと言われていた。全力疾走とか小さいことをやっていこうと言われていました」という。今後については「目の前の試合を勝っていって、最終的には日本一という目標を持ってやっていきたいです」を頂点を見据えた。





