上沢も到達 ソフトバンク10勝カルテット 05年以来チーム20年ぶり「クリアできて良かった」
「ロッテ1-3ソフトバンク」(29日、ZOZOマリンスタジアム)
粘って節目の白星をつかみ取った。ソフトバンク・上沢直之投手が6回4安打1失点の好投。8月は無傷の4連勝で有原、モイネロ、大関に続く10勝に到達。チームで4人が2桁勝利を挙げたのは2005年の杉内俊哉、斉藤和巳、和田毅、新垣渚以来、20年ぶりで「(数字は)意識しないようにしたが、しっかりクリアできて良かった」と充実感をにじませた。
米球界挑戦を経て、今季からソフトバンクに加入した31歳。強力先発陣を形成する中、3本柱に負けじと「最低限クリアしたいと思っていた数字」という21年以来3度目の2桁勝利を達成した。
チームは日本ハムと並びリーグ最速タイで70勝に到達。4年連続のシーズン勝ち越しも決めた。「大事な時期に力になりたいと思っていた」と上沢。経験豊富な右腕の貴重な働きが光っている。





