オリックス・九里が2ケタ王手 122球熱投に「何とか粘れたかなと思う」
「西武1-8オリックス」(29日、ベルーナドーム)
オリックスのFA右腕・九里亜蓮投手が7回122球の熱投で7安打1失点。チームトップの9勝をマークし、Aクラス死守に貢献した。
「何とか粘れたかなと思う。早い回に(味方が)点を取ってくれたので、その点数よりは与えないように、と。難しく考えすぎずに打者一人一人と勝負できた結果です」。多彩な変化球を駆使して相手打線に連打を許さず、広島時代の2021年最多勝(13勝)以来の2ケタ白星に王手をかけた。
勝負の夏場を前に「自覚と責任を持ってマウンドに上がらないといけない」と気を引き締めていた九里。今回も満足はしていない。「最近長い回を投げてなくて、イニング途中で代わることも多かった。(7回を)投げ切れて良かったが、もっと投げられるよう頑張りたい」。これで4位・楽天とは5ゲーム差に拡大した。




