日本通運の155キロ右腕・冨士隼斗は登板なく都市対抗敗退 日本製鉄瀬戸内は「広畑」から名称変更後初白星

 「都市対抗野球・1回戦、日本製鉄瀬戸内4-3日本通運」(29日、東京ドーム)

 11年連続出場の日本通運が5年ぶりの初戦敗退。今秋ドラフト候補に挙がる最速155キロ右腕・冨士隼斗投手(23)の登板はなかった。

 ベテラン左腕の相馬和磨投手(31)が先発も3回2/3を4失点。中盤に1点差まで詰め寄るも、あと一歩及ばなかった。澤村幸明監督(45)は「前半の4失点が痛かった。勝負どころで追いつけなかったのが敗因」と振り返り、投手起用については「今年は相馬と冨士がよくやってくれた。(相馬の先発は)相手打線を考えた時に左打者が多いというのも含めて、冨士が悪かったわけではなく。タイブレークにいけば冨士でと、後ろでイメージしていた。こういう展開になったので」と説明した。

 八回からブルペンで準備していたという冨士は試合後「一緒にプレーできず終わってしまい、何とも言えません」とぼうぜん。不完全燃焼となった雪辱を期して「(日本選手権出場をかけた)関東地区予選でチームのために投げたい」と必至に前を向いた。

 日本製鉄瀬戸内は、日本製鉄広畑からチーム名変更後、初白星を挙げた。

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