巨人・田中将「だから全部含めて今の答え」と味方のミスを責めず 2回6安打5失点で通算200勝は持ち越し「ほんと悔しい結果」

 「広島8-3巨人」(28日、マツダスタジアム)

 日米通算200勝をかけて先発した田中将大投手は2回6安打5失点(自責点4)KOで2敗目(2勝)を喫した。この日の偉業達成はならず「うーん。ほんと悔しい結果に終わりましたね」と振り返り、「相手のバランスを崩しきれなかったなっていうところは、そこは大きな要因かなというふうには思いますね」と投球を自己分析した。

 丁寧に低目、コーナーを突く投球は展開したものの打球は野手の間や頭上を抜けた。「もちろん細かなコントロールもあるが、じゃあ完璧じゃないと抑えられないのかっていうのは問題だと思うんで。だから結果的に、総合的に、やっぱり相手が食らいついてきてるところが、バランスを崩しきれなかったのが大きかったなと思います」と繰り返した。

 2-1の二回1死満塁のピンチでは遊ゴロ失策で同点とされ、さらに追加点を奪われた。遊ゴロ併殺ならイニングは終わっていたが、田中将は「だから全部含めて今の答えです」と味方のミスを責めることはなかった。

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