巨人・田中将「悔しい結果に終わってしまいました」 2回6安打5失点(自責点4)で降板 この日の日米通算200勝達成はならず

 「広島-巨人」(28日、マツダスタジアム)

 巨人・田中将大投手が日米通算200勝をかけて先発。2回6安打5失点(自責点4)で降板し、この日の偉業達成はならなかった。二回の打席で代打を送られた。

 初回に1点を先制された田中将は、岸田の逆転2ランで2-1となった二回に崩れた。死球と連打で無死満塁とし、1死後、中村奨を遊ゴロに打ち取り併殺かと思われたが、遊撃・泉口がまさかのファンブル。その間に三塁走者が生還し同点に追いつかれた。

 これで気落ちしたのか次のファビアンの初球146キロがワンバウンドする暴投となり勝ち越し点を献上。1死二、三塁でファビアンに左前2点打を浴び、5点目を失った。

 二回を終えてベンチに戻ると、杉内投手チーフコーチに声を掛けられてベンチ裏へ。三回先頭の打席には代打・浅野が送られ、その裏のマウンドには2番手で又木が上がった。

 試合後に「悔しい結果に終わってしまいました」とコメントした。

 田中将は前回21日のヤクルト戦(神宮)では5回1失点の好投で約4カ月ぶりの白星。日米通算199勝目を挙げ、大記録に王手をかけてこの日の登板に臨んでいた。

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