巨人が2連敗で貯金消滅 打線沈黙、カープ床田に1得点
「広島4-1巨人」(26日、マツダスタジアム)
巨人は打線が沈黙し、2連敗で貯金がゼロとなった。
4月12日の対戦で完封を許した広島先発・床田の前に、打線は攻撃の糸口をつかめない。初回は泉口、浅野、丸があっさりと3者凡退に抑えられた。
すると直後に、先発・戸郷が広島打線につかまる。初回から先頭の中村奨、ファビアンに連打を許すと、1死一、二塁からモンテロに左越え適時二塁打を浴びて先制点を献上。さらに二、三塁から末包に中犠飛を打たれて2点目を奪われた。
二回以降は立ち直りを見せた戸郷だが、この2点が重くのしかかる。三回まで無安打だった打線は、四回に先頭・浅野がチーム初安打となる中前打で出塁。だが丸、岡本、吉川のクリーンアップが抑えられ、得点を奪うことができない。
七回まで散発の3安打と突破口を開けず。そして、七回には2死一、三塁から中村奨の右前適時打で痛い3点目を奪われ、戸郷は7回3失点で今季8敗目を喫した。
八回2死から代打・キャベッジが初球を捉えて左翼席へ運ぶ14号ソロを放ち一矢を報いたが、床田を攻略することはできなかった。




