長嶋一茂 父が監督時代の首脳陣批判「何様なんだよ!」「いらねえよ!あんなヤツ!」→一発2軍落ち「全員の前で謝罪させられました」苦笑いで振り返る

 長嶋一茂
 96年5月14日のデイリースポーツ1面
2枚

 元プロ野球選手でタレントの長嶋一茂(59)が25日、日本テレビ系「しゃべくり007」に元巨人エースの槙原寛己氏(62)らと出演。前代未聞の首脳陣批判、と大騒動になった巨人時代の大暴言を振り返った。

 問題となったのは1996年5月。一茂の言い分によると、前日(12日)の阪神戦でバントができなかった一茂(当時30歳)が、土井正三総合守備コーチ(当時55歳)に呼ばれ、全体練習に参加せず、1人だけバント練習をすることとなった。

 「『俺がいいっていうまでバントやっとけ』って。何時間も(※一茂談)自分でバントして、自分でボール拾って、自分でマシンにボール入れて…っていうのをずっとやって。やっと土井さんに『もういいぞ』。あまりにも頭来て」。

 さらし者になったという被害者意識も拍車をかけ、雨天練習場にいた槙原氏を見つけると、爆発した。「槙さんが俺の方を(見て)笑って『どうだった?』みたいな、たきつけに近いこと言ったんですよ。(そこに)記者が全紙いるのも知らなくて。『何なんだ!アイツは何様なんだ!』ってブチギレちゃったんです」とバツが悪そうに告白。

 槙原氏は「(一茂は)言いたいことだけ言って『バカヤロー!』ってバンって荷物置いてそのまま帰っていった」と苦笑。ザワつく新聞記者に「頼むからこのことだけは絶対(記事に)書くなよ」とクギを刺したが、「次の日、全紙一面でした」と明かすと、スタジオは爆笑。「一発2軍落ちの罰金だもんね」と笑い、一茂は「次の日に全員の前で謝罪させられました。罰金払ってそのまま2軍です」と苦笑いで説明した。

 当時、デイリースポーツも一面で“一茂 大暴言 バント練習に腹立てた 土井コーチに「いらねえよ!!あんなやつ」 前代未聞の首脳陣批判”と報道。当時の記事によると、土井コーチは全員にバント特訓をさせていたが、一茂だけ長かった、としている。また土井コーチは一茂の態度を聞かされ「(長嶋)監督が困らないように手を打とうと思ってやった。別に意地悪じゃない。何様と言われても、殿様じゃないんだから…」と当惑を隠せなかったと記されていた。

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