夏の甲子園決勝 両チームの監督が感動的なシーン 日大三・三木監督が比嘉監督を笑顔で祝福 あいさつ後には異例の光景も
「全国高校野球選手権・決勝、沖縄尚学３－１日大三」（２３日、甲子園球場）
閉会式後に心温まるワンシーンがあった。
場内一周後、両チームは甲子園のグラウンドで記念撮影を待っていた。その際、日大三の三木監督と沖縄尚学の比嘉監督がガッチリと握手をかわした。三木監督は笑みを浮かべて比嘉監督を祝福。比嘉監督も頭を下げて感謝の思いを伝えた。
優勝監督インタビューでは「もう生徒の頑張りに尽きるかなと思います」と語った比嘉監督。三木監督は小倉前監督からチームを引き継ぎ初の決勝に臨んだが惜しくも敗れた。それでも整列後に選手たちに甲子園の全方向へあいさつを促すなど、さわやかな指導が光った。
さらに沖縄尚学の選手達がバックネット裏を通って引き揚げる際には、三木監督が選手達に拍手を送ってたたえるシーンもあった。
