オリックス 楽天戦6連敗でCS暗雲 岸田監督「切り替えてやるしかない」

 「楽天3-2オリックス」(22日、楽天モバイルパーク)

 あと1点が遠かったオリックス。“眼下の敵”である4位・楽天との直接対決第1ラウンドで、12安打を放ちながらも競り負け、楽天には2022年以来となる屈辱の6連敗。ゲーム差も2と迫られた。

 幸先いいスタートではあった。前日21日の日本ハム戦(エスコン)で、右手死球を受けて途中交代していた太田が3番スタメンで強行出場。初回に先制の中前適時打を放った。「やれる範囲でのケガだったので大丈夫。残り試合も少ないので必死に頑張りたい」。六回には二塁打を放ち、頓宮の1点差に迫る右前適時打を呼んだ。

 しかし、先発した今季8勝の九里が誤算だった。1点リードの初回に中島の先頭打者本塁打で同点とされ、なおも二回にフランコに勝ち越し2ラン。5回3失点で8敗目を喫した。

 クライマックスシリーズ進出を争う相手に、10残塁での惜敗。岸田監督は「よく打ってくれたけど、なかなか点が入らなかった。切り替えてやるしかない」と肩を落としたが、今日こそやり返したい。

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