胸熱の県岐阜商VS横浜 一夜明け各局ワイドショーも大々的に特集の異例展開

 夏の全国高校野球の準々決勝・県岐阜商-横浜戦は、延長11回に県岐阜商のサヨナラ勝ちでゲームセット。追いつき、追いつかれの熱戦は多くのファンを引きつけたが、翌日の各局ワイドショーがこの試合を取り上げる異例の盛り上がりを見せている。

 テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」では冒頭の動物ネタに続いてこの試合を特集。公立高校のベスト4進出で、コメンテーターの安部敏樹氏は「午後は仕事、手に付かず、社員に申し訳ないがミーティング全部飛ばして頂いて。オフィスで見て。メチャメチャいい試合。ここ10年でベストゲームぐらいのレベル」と大絶賛。玉川徹氏も「ぼくは幼稚園から大学まで、公立以外行ったことないので応援します。公立っていうだけでも応援する」と嬉しそうに話していた。

 フジテレビ系「サン!シャイン」では、スポーツ新聞の記事を紹介し、コメンテーターの入江陵介氏が「ジムで見ていたが、トレーニングできなかった。ずっと見てしまって。笑顔がすごく印象的で」というと、谷原章介が「地元が横浜なので、勝ってほしいのはやまやまだったけど、優勝するチームって見えない力が後押しするのがあるけど、県岐阜商にそれを感じた」と述べていた。

 TBS系「ひるおび!」でも大々的に試合を取り上げ、左手にハンディキャップを抱える県岐阜商の横山温大選手も特集。横山選手は甲子園では全試合でヒットを記録、横山選手の両親のインタビューも放送だ。元メジャーリーガーの西岡剛氏も横山選手が左打ちに変えたことに「バッティングで後ろの手って大事で、右手一本でしか打てないと思うので、左打ちに変えたと思う。その感覚をつかむまでの努力は球数を打てないとだめ。反復練習をかなりしたと思う」と想像。小学生の頃のバットスイングに「教科書にしたい。関わりたい。教えたい」と大絶賛していた。

 夏の高校野球が始まってから、ワイドショー、情報番組が試合そのものを特集することはほとんどなかっただけに、この試合の注目の高さを伺わせた。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

野球最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(野球)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス