巨人・丸 サイクル安打達成 狭い神宮でハウエル以来33年ぶり6人目 三塁打で決めた「最後の力振り絞って走った」

 「ヤクルト2-15巨人」(19日、神宮球場)

 ベテランが偉業を成し遂げた。巨人・丸が自身初、巨人選手では2008年の小笠原道大以来、17年ぶりのサイクル安打を達成した。36歳は「この年で達成できると思っていなかった。ビックリしています」と目を見開いて驚いた。

 先制弾は“プロローグ”だった。打順が1番から3番になって迎えた初回の打席。今季初の2戦連発となる5号2ランを打った。三回に右前打、五回に中越え二塁打を放って“王手”をかけた。ただ、本人は「意識していなかった」という。七回の打席の前に二岡ヘッド兼打撃チーフコーチに最後まで出場するか打診され、そこで三塁打なら快挙と気がついた。

 七回1死三塁の場面で右中間に打球を放つ。一塁から二塁に向かう際に「そういえば二岡さんに言われたな」と思い出し激走。「頼むから自分の足よ、もってくれと。最後の力を振り絞って走りました」。三塁にヘッドスライディングで到達した。神宮でのサイクル安打は、1992年・ハウエル(ヤクルト)以来33年ぶりだ。狭い球場で、しかも最も難しい三塁打で記録を完結させたことに価値がある。

 「本塁打をすごい、たくさん打つ選手じゃない」と自らを表現するだけに、走力も駆使したサイクル安打は悲願だった。「なかなか巡り合わせがなかった。半分諦めていた」。プロ18年目で実現させたが、広島時代からの練習量が大きな財産になった。「若い時からハードめにトレーニングをしてきた。貯金がまだ自分の中にある」と胸を張る。

 「思い残したことはもうない」。チームが勝利を積み重ねるために、今後も全力プレーでグラウンドを走り回る。

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