山梨学院8強入り 菰田が気迫の150キロ!5回2/3を無失点 二刀流も成長3安打3打点

 「全国高校野球選手権・3回戦、山梨学院14-0岡山学芸館」(16日、甲子園球場)

 3回戦4試合が行われ、山梨学院は先発した来秋ドラフト候補右腕・菰田陽生投手(2年)が5回2/3を1安打無失点で勝利に貢献。準々決勝に駒を進めた。

 マウンドに立つと、その姿は一層大きく見える。打者に迫りくるような巨体から、投じられた剛球。「歓声を聞くと甲子園だなと感じますね」。今春センバツで2年生最速タイ152キロを記録した菰田が、夏の聖地でも大台をたたき出した。

 1-0の三回。先頭をカウント1-2と追い込むと、ギアを上げた。自身にとって今大会初となる150キロで空振り三振。思わず気迫の声がもれた。四回にも2度目の150キロを記録。5回2/3を1安打無失点と2戦連続の先発で結果を残した。

 真の二刀流へ向けても一歩前進だ。五回2死二塁で初球直球を捉え、左中間に痛烈な打球を飛ばすと、大きなストライドで一気に三塁へ。この回6得点の猛攻に加わり、ガッツポーズを決めた。初戦だった12日の聖光学院との2回戦は無安打だったが、この日は3安打3打点。ドジャース・大谷を目指す16歳は「甲子園で自分のプレースタイル(二刀流)を発揮できた」と納得顔だ。

 身長194センチ。この日もベンチで頭をぶつけてしまうなどビッグな男だが、暑さが弱点。吉田洸二監督(56)からは「ホッキョクグマ」と例えられることもある。ただ「きょうは暑い中で良い投球ができた。暑さに強い動物になれたら」とニヤリ。夢舞台でスタミナ面も成長まっただ中だ。

 今大会は横浜・織田翔希、沖縄尚学・末吉良丞ら2年生投手が豊作という中で「負けられないですが、まずはチームの勝ちにこだわりたい」と右腕。広大な聖地が、怪物を怪物たらしめる。

 ◆菰田 陽生(こもだ・はるき)2008年12月21日生まれ、16歳。千葉県御宿町出身。194センチ、100キロ。右投げ右打ち。小学1年で御宿少年野球クラブで野球を始め、御宿中時代は千葉西リトルシニアでプレー。山梨学院では1年春からベンチ入り。50メートル走6秒4、遠投100メートル。好きな野球選手は大谷翔平。最速152キロ、高校通算25本塁打。

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