夏の甲子園 スカウト陣注目は2年生投手 沖縄尚学・末吉&聖隷クリストファー・高部の両左腕ら 健大高崎・石垣は評判通り

 (左から)沖縄尚学・末吉、聖隷クリストファー・高部、山梨学院・菰田
 力投する健大高崎・石垣元気(撮影・石井剣太郎)
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 「全国高校野球選手権・2回戦」(13日、甲子園球場)

 2回戦3試合が行われ、全49校が出場した。今秋ドラフト候補の中でひときわ輝いたのは評判通りの活躍を見せた健大高崎の最速158キロ右腕・石垣元だった。さらには仙台育英の最速147キロ左腕・吉川も初戦で完封し、阪神・葛西スカウトは「甲子園で自分の投球がしっかりできている。ずっと安定してゲームが作れる」と完成度の高さを評価した。

 スカウト陣が一目置いたのが2年生投手の活躍。最速150キロの沖縄尚学・末吉、同147キロの聖隷クリストファー・高部の両左腕が台頭。身長194センチで最速152キロ右腕の山梨学院・菰田も好投し、DeNA・八馬スカウトディレクターは「エンジンが大きい」と好素材に目を見張った。一方、2、3年生ともに野手のドラフト候補選手は、ここまでアピール不足という印象となった。

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