高校野球 194センチ、足は32センチ “大谷級”二刀流右腕が甲子園帰還「自分のベストのピッチングを見せられたら」

 全国高校野球選手権大会の甲子園練習が31日、甲子園球場で行われ、春夏連続出場の山梨学院は注目の二刀流・菰田陽生投手(2年)が練習後、「夏にもう一度戻ってこようという気持ちでここまで取り組んできたので、またここに戻ってこられて良かった」と夏の聖地をかみしめた。

 ドジャース・大谷の193センチを超える194センチの長身右腕。2年生にして最速152キロをマークする本格派で、靴のサイズは32センチと、とにかくスケールが大きい。春は背番号3だったが、今夏から1番を背負う。「3年生主役の大会で自分が背番号1を付けさせていただいている。なので足を引っ張らないように、一番は自分のベストなピッチングをして試合に勝てたらいい」とエースナンバーへの覚悟を語った。

 来春のセンバツから指名打者(DH)制が導入される見通し。自身の起用法にも関わってくる来年以降の新制度には「新チームになってからの練習も大事になってくる」と受け止める。菰田自身は最高の二刀流選手である大谷について「参考にしているところはあまりないけど、スタイルやプレーは大谷選手が一番かっこいい。そういうところはまねしていきたい」と話した。

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