津田学園が観衆ゼロの甲子園で校歌 指揮官「２回目の校歌を歌ってからじゃないと」広陵辞退による不戦勝で異例の甲子園練習
広陵が第１０７回全国高校野球選手権の２回戦を辞退し、不戦勝で３回戦に進出した津田学園が１４日、第３試合終了後に甲子園練習を実施した。
１６時ごろから始まった練習で、キャッチボールやノックなどでナインは甲子園の感触を確かめた。第３試合を終えて観客が帰り、甲子園はほぼ無人状態。最後は大声で校歌を合唱した。
練習後、佐川監督は「子どもたちが楽しく一生懸命できて良かった」と異例の甲子園練習でも充実の表情を浮かべた。無人の甲子園で校歌を歌ったことについては「２回目の校歌を歌ってからじゃないと切り替えられないので、いい練習だった」と、その意図を説明。「１時間こうやってやってくださったのは高野連さんの配慮。本当に感謝したい」と感謝していた。
