雨天中止も高川学園の午後の過ごし方がユニーク「ヨガのようにリラックスできる」
「全国高校野球選手権・2回戦、高川学園(降雨中止)未来富山」(10日、甲子園球場)
雨天中止となり、高川学園は約1時間半の室内練習を行った。松本祐一郎監督(38)は「野球は天候がつきもの。雨が降ろうが降らなかろうが気持ちは左右されないものと思っています」と泰然自若の姿勢を示した。
宿舎に戻る午後からは室内で体を動かす予定だ。「うちはピラティスをしているので、ちょっと軽く汗を流せるような過ごし方をしたいと思います」と松本監督。高川学園では数年前からトレーナーを招き、週に一度、約1時間のピラティスを導入している。高校球児とピラティスの組みあわせは少し珍しいかもしれないが、「結構今はプロの選手も取り入れてて、ケガ防止とか気持ちも晴れるので、ヨガのようにリラックスもできる」とその効果を実感していた。
前回出場の21年大会も1回戦の小松大谷戦は天候に恵まれなかった。雨で3日連続の順延となり、試合当日も第1試合が当初の開始時間よりも3時間遅れた。高川学園は第4試合で、試合終了時間は当時の最も遅い記録となる午後9時40分のゲームセットとなっていた。





