横浜 村田監督実は1カ月ぶり甲子園 県大会前に訪れ気合入れていた「また呼んでいただいた」
黒土の匂い、頬に触れる風が、聖地への帰還を実感させる。松坂世代が成し遂げた98年以来の春夏連覇を狙う横浜が甲子園練習に登場。「また呼んでいただいたという思い」。村田浩明監督(39)はそう表現した。
道のりは簡単ではなかった。神奈川大会では、サヨナラ勝利を決めた準々決勝から3戦連続の逆転勝利。指揮官は「本当に苦しくて、あと一歩で負けというところも見えました」と振り返りつつ「負けなかったというのは、彼らに本物の力が付いてきている」とうなずいた。
夢舞台を訪れるのは実は1カ月ぶりだ。神奈川大会の開会式が行われた7月7日。指揮官は最終列車に乗り、日付が変わる頃に甲子園を訪れた。翌朝は甲子園歴史館を見学し、バックスクリーン下に入れるエリアからグラウンドを一望。「甲子園があるから頑張れる。もう一回、空気を感じて県大会に入るべきだなと」と意図を説明した。
県大会後はコンディション管理に徹していたため、この日はシート打撃で実戦感覚を研ぎ澄ませた。「最強のチームを目指す」と主将・阿部葉太外野手(3年)。真の最強集団を夏の聖地で完成させる。





