ヤクルト・青柳 やっぱり“雨柳”さん チーム合流 古巣・阪神ナインと再会 悪天候イジられた
「ヤクルト2-3阪神」(1日、神宮球場)
米大リーグ、フィリーズ傘下の2Aレディングから自由契約になりヤクルトに新加入した青柳晃洋投手(31)が1日、チームに合流した。神宮での阪神戦の試合前練習にも参加し、9年間在籍した古巣の元同僚らと再会し交流した。
練習後に「しっかりと(あいさつ)させてもらいます」と話し、向かったのは阪神が練習を行う神宮のグラウンド。藤川監督ら首脳陣と話し込み近本、坂本、才木ら多くの選手と談笑した。時折、雨が降り注ぐ悪天候。佐藤輝からは「雨えぐいっすね。“雨柳”さんですか」と、阪神時代に登板日は雨が多いことでつけられた愛称でいじられて、苦笑いを浮かべた。
練習開始前から“雨男”の本領を発揮していた。投手練習に参加するため、クラブハウスから室内練習場に移動すると突然、豪雨となった。屋外でのキャッチボール中も時折、雨が降り注ぐ。練習着はビショビショだったが「汗です。雨じゃないです」と笑った。
本来の姿を取り戻すため、阪神の元エースは必死だ。NPB球は「なるべく早く慣れたい。問題なくはないですけど、頑張るしかないです」。ブルペンの傾斜を使ってボールの感触も確かめた。
練習後、移動中に阪神ファンから「頑張って!」とエールを送られ、手を振って応えた。阪神3連戦中は1軍に帯同し週明けから2軍に合流。NPB復帰後、初の実戦登板に向けて準備を進める。





