高校野球 新たに12校が夏の甲子園決定!広陵は九回2死から逆転で3連覇 高知中央は最速151キロ2年生右腕の好投で明徳義塾を破る

 第107回全国高校野球選手権の地方大会が26日、各地で行われ、新たに12校が夏の甲子園出場を決めた。

 広島大会では広陵が49年ぶりの出場を目指した崇徳を延長タイブレークの末に下して3連覇を達成。1点ビハインドの九回2死二塁から先発の堀田が左越えに同点の適時二塁打を放ち、土壇場で試合を振り出しに戻した。タイブレークとなった延長十回、併殺打間に勝ち越し点を挙げると、その裏、1死二、三塁のピンチをしのいだ。

 滋賀大会では綾羽が県内24連勝中だった滋賀学園を逆転で下して春夏通じて初の甲子園出場を決めた。富山大会でも未来富山が高岡商業を打撃戦の末に下して初出場を決めた。

 高知大会では高知中央が明徳義塾との接戦を制して2年ぶり2度目となる夏の甲子園。背番号10を背負った2年生右腕・堅田徠可投手が八回に最速151キロを複数回マークするなどして満塁のピンチをしのぎ、直後に決勝点を呼び込んだ。

 長野大会では松商学園が佐久長聖を下し、北海に次ぐ歴代2位となる38度目の夏の甲子園出場を決めた。鹿児島大会では神村学園がれいめいを圧倒し、3連覇を達成。大分大会では明豊が5連覇を成し遂げて聖地への切符をつかんだ。

 以下、代表校に決まったのは以下の通り。

 【山形大会】日大山形(2年ぶり20度目)

 【新潟大会】中越(7年ぶり12度目)

 【長野大会】松商学園(4年ぶり38度目)

 【富山大会】未来富山(初出場)

 【福井大会】敦賀気比(3年ぶり12度目)

 【三重大会】津田学園(6年ぶり3度目)

 【滋賀大会】綾羽(初出場)

 【広島大会】広陵(3年連続26度目)

 【高知大会】高知中央(2年ぶり2度目)

 【大分大会】明豊(5年連続11度目)

 【宮崎大会】宮崎商(2年連続7度目)

 【鹿児島大会】神村学園(3年連続8度目)

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