阪南大高が劇的サヨナラ勝ちで30年ぶりベスト8

 「高校野球大阪大会・5回戦、阪南大高3-2近大付」(22日、くら寿司スタジアム堺)

 ともに前日からの連戦となった強豪同士の対決は阪南大高が九回、逆転サヨナラ勝利。30年ぶりの8強入りを果たした。

 近大付は初回1死二、三塁から桑原宇一郎外野手(3年)の中犠飛で先制。

 しかし阪南大高は四回2死無走者で、山田陸空捕手(3年)が起死回生の同点本塁打を左へ。

 その後、両先発が踏ん張る中、八回、近大付が無死からの連打に敵の野選が絡み、勝ち越しに成功。

 それでも諦めない阪南大高は九回、先頭・山田の右前打から2死二、三塁と好機を作り、代打・中嶋海吏内野手(3年)が左越えのサヨナラ打。春までの背番号「3」から「13」となった悔しさを「いつでもいける準備をしていました」と見事に晴らした。

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