中日は痛恨の2連敗 力投の金丸はプロ初勝利遠く4敗目 九回は牽制死でチャンス消える

 6回、決勝打を許しうつむく金丸
 8回途中、走者を背負った先発の金丸(右)を続投させベンチへ戻る井上監督。捕手石伊
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 「中日0-1DeNA」(21日、バンテリンドーム)

 中日は痛恨の完封負けで2連敗。借金6で前半戦を終えた。

 1点を追う九回は無死一塁で代走・尾田が痛恨の牽制死。井上監督がリクエストしたが、判定は変わらなかった。反撃ムードがしぼみ、本拠地にため息が包み込んだ。

 ドラフト1位、金丸夢斗投手は8回8安打1失点の好投。だが、打線の援護に恵まれず4敗目となり、前半戦の間にプロ初勝利は飾れなかった。代打を送られた八回は2死一、二塁の好機で上林。だが、二ゴロに倒れると、金丸も悔しそうな表情を浮かべ、頭を抱えた。

 黄金ルーキーとして期待され、ここまで8試合に先発して防御率2・41。安定した投球を続けているが、打線の援護が少なく、またも初勝利はお預けとなった。

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